比較的、平坦な敷地であるが降雨時には、道路から雨水が流れ込み、湿地と化す悪条件を改善する為、盛土と基礎工事にかなりの予算を振り分ける必要のある現場でした。
外観は和風であるが、内部はたたみや京壁等一切使用しない仕上げで、これはベッドと椅子の生活に慣れている施主の御家族の御希望でした。軒裏天井と、外観には、地元のカラ松を使い、2階部分の外壁の白壁とのコントラストが印象的な建物になりました。
問題は、板当ての補修を繰り返しても、飽きずに同じ場所に穴を開けるキツツキで、最後の手段として、10cm角の鉄板を当てペンキで色を合わせる事も検討しています。但しその5cm脇に彼等が穴を開けない保証は何も無いのですが。 |
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