杉並の家


杉並の家外観



杉並の家:2階居間東面

2階居間東面 天井までの建具と壁の仕上げを全てヒバの色調で合わせて一体感を造る




敷地約18坪、建物約20坪の建売住宅にお住まいだった施主は、子供達の成長に合わせて他の場所に引越す事も考慮されていましたが、近所には調度良い物件が無く、鉄骨3階建の住宅に建て替える事を打診され、打合せの結果、法的条件をクリアーする為半地下型の3階建住宅となりました。

防水・排水・床暖房の納まり、道路の通行者からのプライバシーの確保、土工事費や躯体工事費を如何に抑えるか等々の問題解決を計りながら、無駄の無い充実した内部空間をどのようにしたら造る事が出来るかが与えられた課題でした。

その結論として
(1)間仕切り壁を90角のヒバ柱に依る真壁造りとする。
(2)階段室廻りの鉄骨梁上下空間を本棚にする。
(3)収納兼用ベンチ
等が採用されています。

次へ



Copyright © 2003 Ichikawa Kiyoshi kenchiku sekkei jimusho All Rights Resereved.